このサイトについて

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こちらは管理人・霜月と霜月の創作世界に生きる物書き達(創作文豪?)の雑記や文章を記録していくブログです。
占いをやっている、中二病が抜けないともっぱらの噂の創作漫画描きですがどうぞ宜しくお願い致します。

メッセージはコメント欄もしくは 拍手 にていただけますと幸いです。

このサイトに居座る物書き達について。

この書に記す物書き達の紹介です。

物書き集団『絢爛なる闇の永久』
  …いつの頃からか現れた尽きない命を持つ病『無縁者病』に罹った者たちの中で思いを著したいと願っていた一団が結成。
    寿命がないためネタが尽きない限り永遠に発表し続けられることで、籠って物を書くことを楽しんでいる。
    どこかの時代、どこかの場所で『月光ストレリチア』という同人誌を作って楽しんでいる。
画像左から常本雷遠/水守聖/紅宮隆星/連稜院葵桜。

連稜院 葵桜(れんりょういん・きおう)
  ……当該同人誌の発起人。基本的には穏やかだが譲れないものに関しては頑固な面を見せる。
    水筒に入れた煎茶と甘い、辛い各味の菓子をお供に基本的には明るくない詩を書く。
    医学の知識はないが、便宜上として無縁者病と名付けた本人でもある。
    「全ては時の縁だ。出会うのも、別れるのも。ただ流されて記憶する」

常本 雷遠(つねもと・らいえん)
  ……日常を書くのが好きな短文書き。まろやかに言えば口調の威勢がいいが文面ではちょっと女子力が見える。
    基本的に盟友の食事は彼の担当だが下に個性がありすぎる面々に頭を抱える。
    「まっとうに生きられねぇってことは、他にねえ生き方が出来るってこったろ」

水守 聖(みなかみ・ひじり)
  ……素直で明るい性格のわりにだいたい誰か命を散らす話を書く。明るい時に限って絶望感が凄いので心配される。
    なぜか周りの人に構ってもらえやすいのか、知らない女性に物をもらうことが多い。
    「おやつをもらいました!みんなで分け……1つ毒が入ってて憎い相手に渡すっていいよね!ね?」

紅宮 隆星(あかみや・りゅうせい)
  ……比較的明るい詩や文を書く。読んで暗くなるより元気になったり気が楽になる話が書きたい。
    ネタ作りや推敲は基本体を動かしているときにしている。
    ノリがよく人と話をするのが好きなのでそこに助けられる反面、関わりすぎて病のことを知られないか心配になる。
    「落ち込んだら走り込みに行く!そして会った人に話をするとだいたいどうでもよくなるからな!」

2020年 睦月

一七日…葵桜
今日は出掛けても小遣いを使わずに帰ってきた。自分を誉めようと思う!

一六日…聖
雷遠さんがアイスクリーム作りに挑戦しようとしている。資料を覗いてみて世の中には面白い装置もあるなと楽しくなった。

一五日…隆星
日々が忙しなく過ぎていく。少しでも今を生きる者達の話を聞いておきたいと思う。

一四日…葵桜
拍手ありがとう。寒い中なので暖かくして読んでくださいね。

一三日…聖
雷遠さんに変な顔されたのでこたつでのアイスクリームを勧めてみた。魅力に一瞬で陥落した。

一二日…雷遠
聖がこの寒い中にあいすくりーむを食べている。見ているだけで寒い。

一一日…葵桜
拍手ありがとう。こう言えるのもありがたいことだし、お陰でこう言うことにも慣れることができた。
本当にありがとう。また遊びに来てほしい。

一〇日…隆星
図書館ついでに近隣の施設に足を運ぶ。いい運動と学びになった。

九日…葵桜
思ったより部屋の片づけが捗った。この調子なら何か書くのも早くなるんじゃないだろうか!

八日…聖
はんばーがーを頼んでみた。初めてのはんばーがー、美味しかった!

七日…雷遠
葵桜が妙に張り切って正月早々から片付けを始めた。熱でもあるのか?

六日…葵桜
妙に身の回りが気になる。片付けるか・

五日…聖
いただきもののチョコレェトの箱をみんなで空ける。幸せ。

四日...隆星
図書館へ行こうとしたらまだ正月休みだった。退屈しのぎであちこち町歩きを楽しんだ。

三日...聖
新しい入力装置?を試してみる。少しやり方を考える必要はあるけれどおおむね順調。

二日...雷遠
正月準備に疲れたので昼寝をしていると健康馬鹿教師(元)にたたき起こされた。叩き返して寝る。

朔日...葵桜
明けましておめでとう御座います。今年も遊びに来ていただけると幸いです。
葵桜

葵桜

最初はコイツしかいなかったのにどうしてこうなっているのか……

傍らの少女     常本 雷遠

あなたの傍に居たいと泣いていた、小さな娘を覚えていますか。
その子は今―――

私がまだ学生だった頃、近所に住む少女とよく遊んでいた。
周りに友達がおらず、一人我が家の猫に話しかけていた少女。
気になって声をかけて以来、ずいぶんと懐かれてしまった。
寡黙な少女だと噂で聞いていたが、実のところ話し相手がいなかっただけなのだと気付いたのは話しかけてすぐだった。
少女は心配なくらいに自分のことを話し、私の話を楽しんでいたようだった。
気付けば高いところにあった日も暮れそうになり、猫は飽きてどこかに行ってしまったようだった。
それでも少女は夢中になって話をし、話を聞いた。
少女、名を律華。彼女ほど夢中になって話を聞くもの、話をするものに私は出会ったことがなかった。

教師になるべく進路を定め受験が迫ったある時、律華に遠方へ行くのだと説明した。
律華は何故だと泣きじゃくった。学校なんて近くにいくらでもある、友達が遠くへ行くのは嫌だと言いながら。
傍に居たいと泣いていた。
納得がいくよう理由を伝えてようやく宥めると、赤く腫らした目で私を見つめる。
少女とはいえ、そのまっすぐな瞳にどきりとした。
「わたし、お兄さんの話が好き。もっと聞きたいし、知りたいことが何なのかを教えてくれた。
 わたしね、大きくなったら同じところに行く!」
真剣に伝えてくる律華に私は驚いたが、
「私の後を追うのはおやめなさい。君には君の道があるのだから」
と答えた。
まだ分からないかもしれない。しかし、真に道を選ぶ日が来ればそれが分かるようにと願いを込めて。

あれからどれほどの時が経っただろうか。
私は教師となり三年が経ち、母校へ帰ってきた。
今日は入学式。
真新しい制服に身を包む学生たちを眺めていると、一人の新人教師がこちらへと声をかけてきた。

「あなたの傍に居たいと泣いていた、小さな娘を覚えていますか」

はっとして彼女の顔を見る。
大人びてはいたが、どことなく面影が残っているような気がする。
「…律、華…」
「はい、本日付でこちらの学校でお世話になります。どうぞよろしくお願い致します」
聞けば彼女は、私の話を聞くことで学ぶこと、教えることの面白さを知ったのだという。
「これが私の進むべき道です」
あの日のことを覚えていた。覚えていたうえで、考えたうえで彼女はこの道を選び取った。

あなたの傍に居たいと泣いていた、小さな娘。
その子は今、時を超えて私の傍で学び、そして学びを伝えている。

夜がくる   連稜院 葵桜

夜がくる
じわじわとその足音を隠して
その色を世界に溶け込ませていく
世界に墨を落とすように
ただ静かに広がってゆく世界

恐ろしいものだろうか
美しいものだろうか
こちら側が何を思うかなんて関係なしに
夜はじっくりとその色を世界に溶かしてゆく
溶けた世界に足を置く我々は
何を思えばいいのだろうか

夜がくる
じわじわとその色を濃くして
わずかながらの光をたたえ
世界に妙を振りまくように
ただ静かに広がってゆく

大晦日【物書き全員】

葵桜:紅白見たい
聖:ガキ使ですよ!
隆星:サスケとライジンで悩む
雷遠:分かってるか、うちに『てれびじょん』がないことを

ラジオ紅白決定。
ついに入手

ついに入手

白い手袋。
運転用の手袋なのですがこれを指を切って原稿に使います。
左手はそのまま使います。
左手は指が出てると手の皮脂気にして押さえられなかったので…
描くのが楽しみです。

移転完了座談会【物書き全員】

葵桜:これでようやく全部の作品を移転し終わったわけだが
雷遠:二度とやらねえからな…!(ぐったり)
聖:案外楽しそうでしたけどね、最初の方は…
隆星:こいつはな、最初に全力を出して力尽きるマラソンに絶対向かないタイプだ
聖:…そういうことですか……
雷遠:納得してんじゃねえぇ…っ
葵桜:まぁ、確かに大変だったけど、まぁまぁ出してたんだな、みんなの数で言うと
隆星:どっかのお母さんがつぶれるくらいには出してたんだな
雷遠:誰がお母さん…
聖:ま、まぁまぁ落ち着いてください…ね?
葵桜:これでゆっくり次が考えられるな
聖:あとここの管理人が出来るのでそのつぶやきなんかもそろそろ入ると思置います。編集後記みたいなものだと思っていただければ!
隆星:俺らも日記書こうな、忘れてたけど
葵桜:しれっと忘れてたって言わないでくださいね先生…?
雷遠:宿題忘れただけで廊下に立たせてたやつが忘れたとか何言ってやがる……
聖:あぁぁっ、ですから雷遠さんは休んでください、隆星さんはひとまず雷遠さんで遊ぶのやめましょう?
雷遠:……
隆星:面白いんだけどなぁ、まぁ今日だけしかできないわけじゃないし
雷遠:おい……
葵桜:ともかく、ひとまずの整理はしたんだ。あとはゆっくり各々書いていけばいい。


まずはここを読んでくれている人たちに感謝をしたい。
そしてこれからここに来る人に楽しんでもらえたらと思う。
管理人なる新しい生き物が出来る訳だが、気にせずに来てくれたらと思う。

******
管理人です。
こういうマイペースな奴らの書いた話をホームページに掲載していました。
これからはこちらで少しずつ上がったり上がらなかったりします。
どこかの次元で永遠を生きる物書き達の世界を少しだけ楽しんでいただけたら幸いです。

嘘    連稜院 葵桜

それはこの身のことだろう
それは想いのことだろう

それには姿がないという
それは真ではないもので
それは欺くものという

知られたくない秘密があれば
それを隠すは嘘の出番
それは脆くて危うい盾
それは鋭利で悲しい剣
それは優しき緩衝材
使うは愚かな干渉罪

それには姿がないという
それを使うは人の業(わざ)
それは使い手で真価が決まる
それは受け手で姿が決まる

それはこの身のことだろう
それは想いのことだろう

嘘    常本 雷遠

「あなたとは、もう一緒には居られません」
桜の下、私は愛しい人に切り出した。
顔が見られない。あなたがどんな顔をしているのかを見るのが怖い。
目にじわりと涙が溢れるのを感じる。
一年前、同じ桜舞う空の下だった。

「あなたと一緒になりたい」
彼は私に、そう言ってくれた。私は夢かと疑い、自分の顔をはたいた。
驚いた彼にもう一度顔をはたこうとした手を止められた。
顔の熱さが頬を打った痛みからなのか、彼の顔がすぐそこにあるからかは分からなかったけれど、じんとした痛みに現実と知った。
お互い一緒になるために解決したい問題があり、ひとつずつ協力しながら解決していった。
あと少しで、一緒になれる。
私の胸の病が見つかったのは、そんな時だった。

病を疲れから来る違和感と勘違いし、いや、思い込むことで乗り越えてきたものがたくさんある。
柔らかな春、それぞれの問題を洗い出した。
青が支配する暑い夏、それでもめかしこんでお互いの家に頭を下げた。
夕暮れ鮮やかな秋、二人で家を決めた。
闇が深くなる寒い冬、二人で震えながら夜を過ごした。
けれど、それらが取り返しのつかないものとなった。
彼と一緒になりたい、その一心だった。
知られてしまえば、優しい彼は気付けなかった自分を責めてしまうだろう。
これは私の問題。私の戦い。
「ごめんなさい、あなたといることに疲れてしまったのです」
ひとりで立ち向かうために、ここで私は引かなければならない。
優しいあなたを罪の気持ちで押し潰したくない。
あなたの行く先を、私が黒く塗りつぶしたくはない、、、!
無意識に、小さく咳き込んでしまった。

「……同じ生活を送っていた私だけが、無事だと思いました?」
彼は私に手巾(ハンケチ)を差し出す。その手が、震えている。
ゆっくりと顔を上げ、彼の顔を見る。
穏やかな、けれど悲しそうな笑顔。
「これは私への罰だと思っていました。貴女に気を遣えていない私への」
「違います!あんなにも私に良くしてくださったではありませんか!」
思わず声を上げ、彼の腕を掴んだ。こみ上げる涙は、先程までとは違う意味を持っていた。
「私は……あなたに同じ苦しみを感じて欲しくなくて…」
そこから先は、声にならなかった。
ただ泣きじゃくる私を、優しく抱き留めてくれた。
一年前より、弱弱しく感じる腕。けれど、暖かいと感じた。
「貴女を守ることは、、、出来ないかもしれない。それでも、、、
 貴女の苦しみを、正しく共有することは出来ます」

「どうか、最期まで一緒にいてくれませんか?」

私は、何度も、何度も頷いた。



その次の桜を、きっと私たちは見られない。
けれど、それでも私たちは幸せだったと言えるように、寄り添い、助け合って生きていく。
この病はとても苦しいもの。
それでも、この苦しみは私たちをより強く結び付けてくれた。
最期まで、一緒に。

最期まで、寄り添えるのがあなたで良かった、、、、、、